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2016年1月30日土曜日

2/20(土)Language Night Special 予告編

今月20日(土)夜に開催予定のLanguage Night Special、テーマ国は中国・四川省です。
(出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E5%B7%9D%E7%9C%81)

今回の頼もしいブレインは、元・四川省、重慶市ご出身の李 潔(リ ジェ)さん。
広島弁もペラペラです。

ちなみに重慶市はこちら。
(出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E6%85%B6%E5%B8%82)
広島市の友好都市でもあります。

四川料理」と聞きますと、こういう赤い料理を思い出しますね。
何とも独特な、後引く香辛料がふんだんに使われていて、辛そうな印象…

でも李さんと話をしていると、「でもね、[食事の時には]必ずスープを食べますよ。[お味噌汁があるように]日本でもそうでしょう?」と。

「これ、簡単に作れますよ。そして辛くない。日本では無いから多分珍しい」と教えてもらったのがこちら。
見たこと、食べたことある方もいらっしゃるのでは? 李さんにワクワク期待しながら名前を聞くと、ズバリ「トマトと卵のスープ/蕃茄鸡蛋汤(Fānqié jīdàn tāng/ファンチェー ジダン タン)」(笑) 酢を入れるレシピもあったので、酢入りバージョンで作ってみましたが、これがなかなか目からウロコの美味しさです!

四川ナイト、メイン料理は現在絶賛試作中!
なお、中華鍋をふりながら利き手ではない撮影はできれば止めましょう(ただ単に手がつりそうになるだけです)。

詳細決まりましたら、またこのブログでご案内いたします!

2016年1月29日金曜日

2/4(木)コラボ企画「小倉を味わうBOOKナイト」

2月4日(木)は20Tが北九州に遠征します。コラボ企画「小倉を味わうBOOKナイト」開催です。

先日20Tにお越しくださったゲストハウス紹介サイトFootPrints編集長有佳利さん、北九州・小倉に昨年オープンしたゲストハウスTanga Tableさんとのご縁で実現になりました。
© Tanga Table

美味しくて楽しい、食と本のイベントです。
旦過(たんが)市場でお気に入りの品を見つける散策の後、Tanga Tableさんで食事をしながら、お気に入りの本をお互い紹介する一夜です。

実は小倉および旦過市場は、これまで数回訪れたことがありました。

思い出すのは味がしっかりしみ込んだおでんとか。

きっと骨まで柔らかいに違いないいわしとか。
(本当に骨まで全部美味しくいただきました)

朝掘りたてのたけのことか。

いつも賑わう昭和レトロなパン屋さんとか。 
はたまたカスタマイズどんと来い! のサンドイッチ店とか。
 (お店の方に撮影の許可はいただきました)

 市内にある小倉城のまわりは、ちょうどいい距離のお散歩コースです。  

歩くのに疲れたら、メーテルな気分になれるモノレールに乗ってもいいかもしれません。

そして小倉なBOOKナイトと言えば…!
ちょうどいい機会ですから、気になる作家の出身地を調べてみようと思います。

参加お申込はTanga Tableさんが作成してくださったFacebookのイベントページよりお願いいたします。
では当日、ちょっと遠征して小倉でお待ちしています。

2016年1月26日火曜日

ちょっと遅めの新年会

今週火曜日、ちょっと遅めの新年会で大勢の方にご利用いただきました。

自由に動けて、なるべく多くの参加者の方とおしゃべりできるように、ブッフェ形式でのお食事でした。
© Yumi Chikaraishi
なお、20Tではお料理のケータリングもコーディネーションできます。お気軽にお問い合わせください

それでは一部のメニューをご紹介いたします。
ちらし寿司。自然のものを添えるとお洒落ですね。
お料理の下に敷いたりする葉などを青掻敷(あおかいしき)と呼ぶそうです。

ポテトサラダはアイスクリームスクーパーを使うと、盛り付けも便利そうですね。


自家製ハムは特製ソースとともに。

© Yumi Chikaraishi

カナッペもいろいろ。

© Yumi Chikaraishi
カナッペの土台は、和風に高野豆腐でも代用できるようです。

さて、こちらは何でしょう? 
© Yumi Chikaraishi
 何と、大根の唐揚げです。
© Yumi Chikaraishi
皆さま食材を知ってビックリ! そして大人気の一品でした。あっという間に完売…!

こちらもただのご飯ではありません。お出汁で炊いたお米でつくったおむすびも、完売メニューの一品でした。
© Yumi Chikaraishi

宴もたけなわ。ジャンケン大会のプレゼントは、世界で1つのオリジナル・バックです。
「いいですか〜! 最初はグーですよ〜!」。司会者の方も真剣です。
「ジャンケンポイッ!」
あちこちで熱戦が。 
「あいこでしょ!」
 
「勝った人〜!」「はーい!」
見事、オリジナルバックを獲得。喜びの一声をどうぞ!
こちらの方は、知る人ぞ知るひそかなロングセラー、某ドライクリーニング洗剤を獲得。お礼とともに、「今年は刺繍の制作を頑張ります!」と皆さんの前で今年の抱負を。 
新年の宣言、素敵です! 

ちなみにジャンケン大会のプレゼントは3種類ありまして、いつもは非売品のタティングレースのオリジナル・ブレスレットも含まれていました。

ところで今回、主催者の方がマイ・グラス用ネームタグをご持参してくださいました! 

ブログを見て実践してくださって、ありがとうございます! 嬉しいです(涙目

今回は、刺繍やレースあみ、ビーズやスパンコール、布や皮… など、といった技法や素材を使って素敵なものづくりをお仕事になさっている方々のお集まりでした。
どこかのイベントでまた出逢えるかもしれませんね。

こちらは主催者の皆さまと、ケータリング・チームの皆さまです。
大変お世話になりました。ご利用ありがとうございます! 

2016年1月23日土曜日

【アルバム】1/20(水)OPEN DAY

1月20日(水)OPEN DAYの夜の部は、世羅の食材を使った「たまごかけごはんナイト」でした。写真で振り返ってみます。

主役の1つ、菅藤養鶏場「ふみちゃん家の卵」は前日に到着。
大雪に阻まれずによかったです(ホッ)

今回のお米は「あきたこまち」。
後ろに見えているのは、河内裕美さんからのお手紙です。
今回は参加者の皆様にたまごかけごはん用マイ・トッピング持参をお願いしていたのですが、河内さんからのお薦めもお手紙に書いてありました。
 こちらはたまごかけごはんの極意。

ご飯も蒸らしOK! あとはお客様を待つばかり。

グラスもいつも通り、タグつきでスタンバイ。
©Hiromi Kurisu

参加者の皆さまのご来場とともに、トッピングが次々と集まってきました! ねぎとにんにく刻み炒め、ちりめん(柔らかめ、固め)、わかめちりめん、キムチ、麦味噌で漬けたたくわん、ゆかり…
お醤油選びも味の決め手の1つですね。

段原の会社・みなりさんが販売しているふりかけシリーズだそうです。

ではそろそろ始めましょう!
©Hiromi Kurisu

「いただきます!」

いい感じにおこげもできています!
©Hiromi Kurisu

皆さん、思い思いにトッピングを組み合わせていきます。
©Hiromi Kurisu
©Hiromi Kurisu

 こちらは有明産の海苔。
©Hiromi Kurisu

きれいに分離させて混ぜる方も。


ところで今回初めて知った、たまごかけごはんの作り方がありました。
1) まず卵白のみ、しっかり混ぜて泡立てます。

2) 1)にごはんをまんべんなくからめます。

3) 2)に卵黄を溶きほぐします。
これはですね、本当、これまでのたまごかけごはんと全く異なる一品です。見た目もそうですが、食感とか… 一度機会あったら試してみてください。

厨房チームはガスコンロの近くで。
厨房チームはざっくり混ぜる程度がお好みです(笑)

今回のたまごの特徴の1つが、あの卵独特の臭みが無いことでした。
それと卵黄が盛り上がるどころか、球に近い!
「いつもより多めに回しております〜」
(ブラウザがChromeの方は動画が見えない場合があります。Firefoxでは視聴可能です)

以下は事前にお尋ねしていた質問に、河内さんからいただいた回答リストです。
ーーー
菅藤養鶏場さんでは、何羽の鶏が飼育されていますか?
43,000羽です。

公式ブログで、「タンパク量の多い餌と少ない餌」についてありましたが、もう少し具体的に教えていただけますか?
餌の原料はトウモロコシ・精白米(玄米)です。若い鶏のうちは産卵するためにタンパク量の高い餌を食べます。だんだんと年をとるとともにタンパク量の少ない餌になります。人間の若い人とご老人が肉を食べる量が違いますよね? そういった感じです。

たまごを生む鶏はひよこから育てるのですか?
うちは生まれてから120日目のニワトリを購入します。大雛と書いて(だいすう)と呼ばれています。ヒヨコから育てる養鶏場もあります。

たまごを生む鶏の平均寿命は何歳ですか?
うちではだいたい700日くらいで廃鶏として出荷することで命を全うしてもらいます。だいたい2年ですね。
ニワトリは人間のように「年」で年を数えるのではなく「日齢」を数えます。

年をとると若いときと同じように産卵しなくなりますので「廃鶏(はいけい)」として出荷します。全く産まなくなるのではなく、若いときの産卵率が90%くらいだとしたら700日くらいでは70%くらいになります。そのため、廃鶏として出荷して肉となります。一般的に「親鳥」と呼ばれているものがそうです。「廃鶏」という呼び方は嫌いですが、業界ではこの呼び方が一般的となっています。

720日以上の鶏を飼ったことがないのでいつまで産むかわかりません。ただ、廃鶏出荷直前までは餌を与えますので産卵はあります。産卵が後期になるとだんだんと卵殻(卵のカラ)が弱くなってきますので、餌にカルシウムを混ぜて強くするようにしています。

鶏舎の掃除は大変だと思います。掃除の間、鶏はどこか別のところに一時引越するのでしょうか?
鶏舎の掃除は鶏がいても行います。鶏がいるケージまではしません、というかできないので出来るところを掃除します(たくさんあります)
ではいつケージの掃除をするかと言いますと、廃鶏出荷をしてから次の鶏が入るまでの間に集中して行っています。だいたい2週間くらいで掃除をして修理が必要なら修理をして、消毒をして次の大雛を迎えます。

たまごのサイズがL、M、S、SS… とありますが、生む鶏の身体(体格?)が元々影響していたりするのでしょうか?
平均の体重より小さい鶏はやはり小さい目の卵を産むようです。平均は体重は2.1kgくらいです。

殻の色が白、褐色とありますが、鶏の品種によって決まってくるのでしょうか? それとも他に要因があるのでしょうか?
白い卵は白い鶏が、茶色の鶏は茶色の鶏が産んでいます。
ーーー
鶏の年齢は日で数えるとか、人間と同じように骨粗しょう症を防ぐ対策をとっているとか、新しく知ることばかりでした。河内さん、ありがとうございました。

いや、本当に奥が深い、たまごと、たまごかけごはん道。

来月の食材、エリアにもご期待ください!

追伸: 約10年ぶりの再会もあるのが20Tです!