参加者に課せられたのは
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賞味期限、消費期限前で、このままだと捨ててしまいそうな未開封の食材 (何でも結構です)
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を持参すること。
参加者は4班(サラダ3班+フライ1班)に分かれ、持ち寄られた食材を使って、時間内に料理を完成させるというイベントです。
天現寺大使館のシェフの方がパスタとスープはご担当くださいますので、合計4種類のコース料理ができあがります。
20Tはカシューナッツを提供しました。
今回、Philips社さんがマルチチョッパー(中)とノンフライヤー(右)を試用に製品ご提供くださったそうです。
こちらで撮影している方は、主催コミュニティキッチン・イニシアティブの鬼丸さん。
鬼丸さんは普段の食関係のお仕事の他に、独自で「鬼丸食堂」を開催。詳しくはこちらのインタビューに載っています。
あっ、集まった食材をダーヴィド監督がパパラっています(笑)
主催コミュニティキッチン・イニシアティブの尾形代表(左)。
さぁ、イベントが始まります! 司会進行はumariの古田代表です。
30名あまりの参加者の方が集まりました。
そして集まった素材もいろいろ。見て行きましょう。
パスタに… 白菜とみかん!?
スープに… ココナッツオイル!?
この葉ものはスイスチャードというビーツ系の葉菜だそうです。
だから茎が赤かったんですね。
NHKおはよう日本の取材チームも入っていました。
1月25日の放送だそうです。
フライに…スモークチーズ(これはアリですかね)。いやでも右下に見えるのは、カレイの縁側醤油に込み!? そして三島のゆかりって!?
スープは無難に… いや待て待て。右の缶に「フルーツなんとか」って書いてある!?
パスタ… 真ん中に見えるのが協賛商品のテフ。イネ科だそうで、粉末だけ食べた感じは確かにお米の香ばしい感じがしました。
鬼丸さんが分類を均すために調整中。
調理に入る前に監督から、どうしてこのドキュメンタリーを撮ることになったか… そのきっかけを話してくださいました。
ふるさとオーストリア・ザルツブルグで、生ゴミが入っている大きなゴミ箱の中にまだ食べられる食材を偶然、見つけたそうです。それは彼にとって、とてもscandalous/スキャンダラス(=衝撃で、恥ずかしい)だったと。5年前にwaste cooking(廃棄された食材だけを使ってする料理)を始め、この映画では最初に廻ったヨーロッパ5か国で出逢った人々とwaste cookingの品々が登場します。
では、予告編をどうぞ。
現在は既に別の5か国でも活動を終え、新しい大陸での活動を視野に入れています。世界を一夜で変えることはできないが、自分や友人の冷蔵庫の中や、近所の人たちとは何かができる、と。
協賛会社の1社・だし茶漬け えんさん。
多くの方が関心を寄せています。
監督は「楽しくなければ美味しくない」をモットーに、食料廃棄が無くなるまで、waste cookingを続けています。
美味しくするポイント、人を巻き込むコツは
・クリエイティブであること
・新しいレシピを楽しむこと
・小さくてもコミュミティの(みんなとの)経験としてとらえること
だそうです。さて、調理が始まりました。
サラダ1班に割り当てられた食材はそばの実。柔らかく戻してあります。
れんこんは茹でて、
スイスチャードもさっと茹でています。
そして切り干し大根。
スープに割り当てられていたはずのココナッツオイルがなぜかサラダ1班に…(汗)でも知恵は出すもの。ココナッツオイルにピーナッツ和えの粉末をまぜてディップの完成!
あっ、監督がまわってきました。
どうですか、そのディップ?
「ウン、オイシイ!」
それは何よりです(笑)
そんな監督の前で、誰かが一生懸命スイスチャードのサラダをお茶漬けえんさんのだしと合わせています。
アーヤさんが試食しているのは、さきほどのココナッツオイルとピーナッツパウダーディップ。茹でたれんこん、生のにんじん、何にでもよく合います。
あまじょっぱくて止まらない…! サラダ班1だけでなく、他の方にも好評でした!
れんこんにかけているのは鯖の水煮缶。これもよく合いました。
発表のために、入魂の一皿に命名をして。
フライ班によると、ノンフライヤーはあっという間にフライができあがったそうです。
ノンフライヤーで、餅のクルトンもできちゃいます! これはいいかも。
では、おまちかねの試食タイムです!
監督も興味津々。
あれも…
これも…
手前はれんこんの皮のきんぴら。
「次はなに?」
こちらは天現寺大使館さんからの差し入れです。
付け合わせのお野菜は持ち寄られた野菜が使われていました。
激写が止まりません(笑マルチチョッパーの使い方を忘れない間におさらいです。
カットした野菜をIN!
なかぶたをして…
チョッパーの刃がついた部分をセット。
あとは軽く抑えるだけ。
下からどんどんチョップされた野菜が出てきます。
サラダ班1の発表です。
他の班の方々も続きます。
フライ班は「MOTTAINAIあげ」と命名。
20Tのカシューナッツも、ノンフライでさらに香ばしくなりました。
ゆかりはサラダのシーズニングとして使われたようです。
(広島県民には新鮮だ・笑)