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2016年6月26日日曜日

つながるカフェ コミュニティの〈場〉をつくる方法

今日は大阪のスタンダードブックストア心斎橋で開催された、「『つながるカフェ コミュニティの〈場〉をつくる方法』刊行記念 山納洋×西村佳哲トーク」に行ってきました。

山納洋さんとは、今年の5月10日に大阪ガスエネルギー・文化研究所で開催された「Talkin' About『コラボレーションの作り方』」に参加したときに初めてにお目にかかりました。

山納さんはこれまで、いろいろな場作りに携わっていらっしゃいます。
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扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会のプロデューサーを経て、現在大阪ガス(株)近畿圏部に在籍。「Talkin'About」「common cafeなどをプロデュース。」著書に「common cafe」「カフェという場のつくり方」http://bit.ly/LHOrZ8
山納さん公式Twitterプロフールより)
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今回新書のタイトルに「カフェ」とありますが実際は広い意味の人と人が繋がったり、アイディアが生まれたりする『場』という意味で使ってあります。一般社団法人神山つなぐ公社の西村佳哲さんと人、場、コミュニケーション… などについて全3部で展開されました。

西村さんの話で印象的だったのは、どこかのお店の方が言われた言葉。
「『飽きない』ようにするのが商い」。
店主がつまらないと、それはお客様にも自然に伝わるもの…

では、店主はどうやって自分をエンターテインしていくのでしょう。
自分は何をしている時が一番幸せか?
多分、それがその場のもつ強みになっていくのでしょう。

山納さんが書き終わって少しした今、気になっていることは「自分と分かり合えない人と、コミュニケーションが成り立たない人と、人はどうやって話す技術を体得するのか? その訓練はどこで受けたのか? どうやって(話す技術を得た)そういう人は育つのか?」という点だそうです。また違う切り口で、コミュニケーションについての本が生まれるかもしれません。

こちらはスタンダードブックストアの中川和彦社長。
スタンダードブックストアさんでのイベントは、参加する度に「あぁ、来てよかった。勉強になった」と思うものばかりです。
中川さん、広島にもぜひ遊びにいらしてください!

おまけ:
昔のスタイルの食堂好きですが、こういう小鉢がたくさんなお店を見かけると入らずにはいられません! 
今日の遅ランチは鶏てりやき定食にしました。

2016年6月23日木曜日

小商いとは

先日の6月22日(水)OPEN DAY、実はランチの他に、
今回の匿名希望相談室*4が開催されていました。お題は、
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ひょんなことから広大な土地を手にしました。以前より、半農x半(自分の仕事)に関心があり、まずはいろいろ植えてみました。皆さんの半○x半(自分の仕事)は何ですか?
(くせ毛さんより)
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だったのですが、これを『小商い』に少し絡めてについて、「一体なんだろうねぇ」「どうやって始めるものなんだろうねぇ」とそのイメージをざっくりつかもうとする試みでした。

*「匿名希望相談室」とは、「今夜何食べようかな」といった日常の些細なお悩みから、「転職しようかしら…」という人生を左右する一大事まで、赤の他人が無責任に、しかし愛をもって回答する集いの場です。また、匿名希望相談者は20Tに作って欲しい希望メニューをリクエストできます

今回の希望メニューは、半農→畑をテーマに
・おなかいっぱい! 濃いグリーンスムージー (500円税込)
・主食はいらない! もっと濃いグリーンスムージー(500円税込)
でした。

スムージーはアーモンドミルクで作ろうと、前夜から素焼きアーモンドを500gほど水につけておきました。
水分を吸ってちょっと大きくなっています。

半分の量にわけ、
 2倍の水で
 ミキサーにかけます。
 アーモンドが完全に粉砕されたら
漉して使います。
つぶつぶが気にならない方はそのまま使っても大丈夫ですが、そのまま飲んだらかなーり濃いかったです。

ほうれんそう、アボカド、こまつな、オレンジをアーモンドミルク(使うグラスの8分目くらいまでの量)で割ります。
ストローが自立できるくらい濃い〜い「主食はいらない! もっと濃いグリーンスムージー」のできあがりです。
ストローがジャーのフチにかかっていないでしょう?(笑)

ランチが大入り満員で終了した『来里(くるり)』のお二人にも、小商いについてのイメージを尋ねてみました。

話をしていて思い出したのが、6月のある日の来里さんの畑です。こども農園があったらいいかもね、と思いついて、できる範囲の面積をその日のうちにぱっと作られたそうです。
© Kunio Imamura

 ここにヒントがあると思うのですが
・無理ないところで
・小規模で
ということが、言い換えれば
・長く続けることができて
・途中修正も可能
という気がします。

そんなお話が聞けたところで、お二人に濃いスムージを楽しんでいただきました。

小商いについては、引き続き勉強会といいますか、集まりをしたいなと思っています。またこのブログでご案内します。

【アルバム】6/22(水)出張来里グルテンフリー・ランチ

6月22日(水)出張『来里(くるり)』さんのグルテンフリー・ランチを写真で振り返ります。
仕込んできた十色(といろ)の品々を盛りつける来里のお二人。
 
Facebookのなぞなぞで出したこちらは、竹炭+いか墨で煮た鶏ミンチの厚揚げ巻きでした。
 切るとこんな感じです。
(20T運営者の密かなお願いで入れてもらった)小いわしのオイル漬け。ありがとうございます! 
黄色い手前はズッキーニとパプリカのカレー風味。

蒸した小たまねぎは最後にいちじくソースを載せて。
先ほどの小いわしオイル漬けはケールのお皿の上に。 
 他にもごぼうの梅煮、トマトのニンニクみそ煮(味噌も米味噌です)、紫じゃがいものきんぴらなどなど、合計10種類のおかずがきれいに彩られました。

あいにくの雨でしたが11:30のオープンとともに、お客様がいらっしゃいました。

 ノン・ジャパニーズのお客様にも楽しんでいただけたようです。
Muchas gracias!/ムーチョス グラシアス/どうもありがとう(スペイン語)

おまけ:
来里・今村さんはプロの写真家。お客様から「どうやったらスマホで美味しく撮れるかしら?」という質問に、即席写真教室も開催でした。
おつかれさまでした!


2016年6月19日日曜日

【DIY】小麦を使わないキャロット・ケーキ

友人のFacebook上でキャロット・ケーキが焼けました!という投稿を見て、急に自分も食べたくなりにんじんを買いに走りました。

レシピはネット上に載っているものから適宜平均値を取り、小麦粉の分量をそのまま米粉とコーングリッツに半々置き換えます。

20Tにパウンドケーキ型はありませんので、バットにクッキングペーパーをしいて代用します。
実はこの生地だけ食べても美味しいんです…(笑

 こちらはまだ5分後くらい。
 そしてさらに10分後くらい。竹ぐしで途中生地をさしてもくっついてきませんでした。
 合計20分弱。そろそろ出してみましょう。
 ソロソロ〜…
 できてます!
 上のアイシングはクリームチーズ、はちみつ、レモン汁を少し、です。
よくあるフカフカのキャロット・ケーキというより、歯ごたえしっかりめのビスコッティ風のキャロット・ケーキができあがりました! にんじんを買いに走ってから約1時間でできました。以外とすぐできるものですね。

皆さんおすすめのケーキのグルテンフリー・レシピがあれば教えてください!
#glutenfree

2016年6月10日金曜日

THE EVERGREEN HOSTELさんオープン

先日、工事中にお邪魔したTHE EVERGREEN HOSTELさんがオープンされました!
「オープン、おめでとう〜!」

右側がオーナーの梅本葉月さん。GetHiroshimaの編集長ポールさんもお祝いに駆けつけていらっしゃいました。

 あのこだわりの2段ベッドも完成しています!

ご予約はこちらから。
トップページにもベッド、登場しています。


2016年6月8日水曜日

出張『来里(くるり)』6月22日(水)ランチ営業

今月22日(水)、東広島市志和町にある『来里(くるり)』さんが20Tでランチ営業いたします。下記に少し説明してありますが、今回グルテンフリーがテーマのワンプレート・メニューになっています。

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出張『来里(くるり)』 
ちえこ先生の十色ランチ ¥ 1,000(税込)
限定30食
(当日使用する食材は仕入れ状況によって写真とは異なります。予めご了承ください)
最近「グルテンフリー」という言葉をよく目にしますが、アレルギーの方も、そうでない方も一緒に楽しめるメニューは実は巷に多くあります。今回は醤油不使用でランチメニューをご用意いたしました。昆布だし、来里(くるり)オリジナルの塩麹など手作りの調味料で味付けしています。

日時:
6月22日(水)11:30-15:00

場所:
レンタルキッチン20T(にじゅっつぼ)
広島市中区本川町1-1-25 旭・進栄ビル3 F
090-4106-0073
www.20t.info

【大切なご案内】
会場の20Tでは平素小麦粉は常備しておりませんが、レンタルキッチンという特性上、これまでにご利用いただいたお客様の中で小麦粉を20Tで使用された方は複数いらっしゃいます。清掃は定期的に行っておりますが、空気中の浮遊や室内に残留している可能性もあります。その点を予めご理解の上、ご利用のご判断をいただければ幸いです。

【来里(くるり)】
東広島市志和町七条椛坂にある「里山のほっとするスペース」です。料理教室のほか、月に一度のオープンデーではちえこ先生がかんたんなお食事もご用意。お好きな時間に、お好きな時間だけまったり過ごすことができる一期一会の場として多くの方々から愛されています。http://satoyamakururi.sblo.jp/
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私もアレルギーの関係で、グルテンフリー食は常に関心を持っています。これまでに食べた中でもあまりに味がなさ過ぎだったり、食感がパサパサだったりで、グルテンフリー食=おいしくない、と感じたことも多くありました。

今回、来里のちえこ先生にメニュー決めでお願いしたのは
・たとえ自分が家で後から作ろうとしても(技術的な)ハードルが高くなく
・普通の食材でOKで
・かつ、おいしい品々
という3点でした。そのリクエストにしっかりと応えたメニューを準備してくださいました。そしてそのメニューは「あぁそうか、これもグルテンフリーだった」と改めて気づかせてくれるものが多くありました。

食事は毎日のことです。食べるものに対してストレスが少なく、美味しいものをいただくことができれば、それだけでとても幸せなことだと思います。

ご都合よろしければ、22日ランチでお会いしましょう!

2016年6月6日月曜日

本日のお客様

今日は山口の柳井(やない)市よりお客様がいらっしゃいました。
Life Net Service(以下LNS)の藤井涼太さんです。
ちょっと緊張気味ですね〜(笑)
あっ、ほぐれたほぐれた。

藤井さんも柳井でシニア向けのデバイス教室や、学生向けのコミュニティサービスを計画されたり、個人的にDIYにご興味があって20Tを見つけてくださいました。

Fabの3種の神器(レーザー加工機、3Dプリンター、デスクトップCNC)などで話が盛り上がったのでご近所のDigi Fab Spotさんをご紹介したりしたのですが、次第にこれからLNSのサービスとしてどういう可能性があるかというブレストになりました。

その一部は…
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・学生向けのコミュニティサービス→近くに英会話教室もある→コラボできないか打診
柳井は金魚ちょうちんが有名→作り手の減少→ベテラン作り手さんが児童に金魚ちょうちんワークショップ開催→(さらに)→全国のてづくりちょうちんがある産地とネットワークづくり&交流
・竹林が毎年繁って困る→無料で竹が手に入る→流しそうめんセット(流すとい、組む足、箸、めんつゆを入れるおちょこ)をつくってオンライン販売
・デバイス教室に参加してくださるシニアは実はおしゃべりがメインの目的かも→学生向けのコミュニティサービスにスタッフとして参加してもらう→人生の先輩から特別授業的なおしゃべり
・子どもたちが集まる場所にしたい→子どもが料理をできる場所にして大人が食べにくる食堂とか
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…などなどでした。

どれも規模としては大きくはありませんが、言い換えればスタートしやすく、軌道修正もしやすい小さい商い、小商い(こあきない)です。

結果として同じ100万円になるのに、100万円のホームランを1本うつ方法と、10万円のヒットを10本うつ方法と、もしかしたらもっと別の方法もあるかもしれません。でもそれらは実はどれも正解で、実践する自分が(その方法が)好きか、楽しいか、無理がないか、とかいうところが判断基準なのではと思います。

小商いについては準定期的にブレストができる集まりのようなことをしたいな、と思っています。多分突然告知をするような気もします。

おまけ:
本日のブレスト内でご紹介した本や記事の一部などです(これまで頻繁にいろいろなメディアで取り上げられているものばかりです)。
ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方

 月3万円ビジネス

未来を変えた島の学校――隠岐島前発 ふるさと再興への挑戦

(リンク先はキャッシュです)








2016年6月1日水曜日

【募集】広島の木で作る鳥居ワークショップ

昨年春に20Tの床はり講師をしてくださった田中先生が、20Tも床材でお世話になった小城六右衛門さんとご一緒に広島県産の杉材を使ったワークショップを開催されます。ご興味おありの方は、下記掲載の申込方法で直接田中先生にお申込をよろしくお願いいたします。

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広島県産の杉材を使って、宮島の大鳥居が組み立てられるキットができました。
広島の山と木と宮島と海の話をみんなでお話ししながら、大鳥居を組み立ててみませんか。
街と海と山が近く、世界遺産もある広島を感じながらワークショップに参加してみませんか。

広島の老舗の材商で森林から製材、建築まで幅広い分野で活躍の小城六右衛門商店 小城と大阪の材木屋でカホンプロジェクトなど地域の人と地域材を組み合わせたワークショップを取り組む田中がお届けします。

当日は材木屋であり製餡士の田中が作る自家製餡もお楽しみいただけます。

イベント名:広島の木で作る鳥居ワークショップ
日 程:6月18日(土)
時 間:15:00~17:00
参加費:2,000円(お茶とお菓子付き)
参加者:15名
場 所:広島市中区本川町1−1−25 旭・進栄ビル3F 
    レンタルキッチン20T(にじゅっつぼ)

ご予約の方は下記メールアドレスまで
担 当:トライバウム バンドル
    (小城六右衛門商店 小城、田中製材所 田中)
メールアドレス:tonky2929@gmail.com(田中)
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