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2017年6月10日土曜日

Nibunnoオープニング

2015年のTokyo Art Book Fairで会った台湾出身のデザイナー・林唯哲さんがデザイナーを勤めた、4年間期間限定のギャラリー兼宿泊施設『Nibunno』のオープニング・パーティにお邪魔してきました。
 林さん、恭喜!恭喜!(ゴンシーゴンシー/おめでとうございます!)

順番に施設内ツアーが始まりました。2−3階が客室、1部屋/階、です。
 エレベータホールもギャラリーになっています。
客室は白・透明家具、白家電で統一されています。

 どの階からも東京タワーが見えるのが売りの1つ。
この半分で切れているのには… 理由は後ほど。

3階。
間取りは2階と同じです。


 トイレは「(カギカッコ)型に開く扉を採用。
「ほほぅ」
 3階にはすでに作品が入っていました。
 ほら、この階からも!
 位置を変えてもちゃんと見えます。

4階は同施設運営会社と同施設設計の虎尾亮太さん事務所のデザインスタジオ。

 手前は壁をどの位置で切るか検証した模型。1000mm、1300mm、1600mmの中から立っても座ってもちょうどいい境になる1300mmを選択したそうです。
 立ったまま手を添えると、こんな感じです(下は鏡)。
 もちろんこの階からも。

そして最上階の…
ベランダからも!
 食事ができるラウンジになっているこの階には壁や
足下にアートが展示されています。

アート系の雑誌も。

では、地下のトーク会場に移動しましょう。
 施行中の動画や
 スチールが展示されています。





スタッフ4名で解体・施行されたとか。懐かしい

運営会社BXG株式会社代表の方のあいさつに続いて…

  林さんからデザインコンセプトの紹介です。
アートを通して台湾と日本の架け橋になりたいと、
 その熱い想いが
 ビシビシ伝わってきました。
 虎尾さんが最初にリノベのお話を受けたときは
 「この自動車部品倉庫をどうやって…」と頭をひねったそうです。
床には倉庫の棚を移動させるためのレールがまだ残っていました。
 なるべく予算をかけないため、通常と違う目的で道具を使って
窓を作ってみたりと、知恵を絞った案件だったようです。

こちらは1300mmで壁を断裁している様子。
 どの階でも
 同じ壁の表情です。
こちらは前述の模型の比較ですね。

 再び林さん。招待状の仕掛けを紹介しています。
 「ほらっ! ここをめくるとですね、どんどんメッセージが…」

では、実際に見てみましょう。
 はいッ! こんな感じです。

キーワードは「想像力を連れて旅へ」。

予約はこちらから。
 公式Facebookページ。

日台のどんな交流が生まれるのでしょう。とても楽しみです!