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2016年10月15日土曜日

広島市中央卸売市場:魚市場編

今日はひろしまジン大学さんの「ジン大の社会科見学シリーズ #18 広島市中央卸売市場」に参加してきました。

集合は草津の卸売市場に午前3:30…
遅い夜なのか、早い朝なのか… 

まだ月が明るいです。
何もかもが暗い中、早速場内に入っていきます。

今日のガイドをしてくださる広島魚市場株式会社の三浦 博さん。
よろしくお願いします!

場内はすでに一仕事終わった雰囲気が…

競りを待つ秋刀魚。
 鮮度を保つため、塩氷水に入れて広島まで運ばれてきていました。
 こちらは鰤(ぶり)。


どこを向いてもシャッターチャンスが。

 こちらは大鯵(おおあじ)。
鮮度が高い! 目がキラキラしています。
 こちらの鯵は塩氷水漬けではるばるやってきました。

まだまだ暗いです。

だってまだ4:00ですから(笑)

いけすのあるエリアに移動してきました。見えているのはかんぱちです。
次から次へと説明は続きます。
上から、ひらまさ(鹿児島)、はまち、かんぱち。

こちらは…
 レモンひらめ(右)。
 こちらはレモン鯛。
広島レモン100%をえさに使用している種だそうです。
(写真:広島魚市場株式会社さん公式ページより)

 このようなケースに入っている理由は3つ。
1:輸送途中に魚の身体がいたまない、
2:輸送時に省スペースですむ、
3:(写真では見えませんが)箱に業者名が記載されているので個体識別および、○○さんのレモン鯛が美味しい、などトラッキングが可能。

こちらは競りを待つ仲買業者の方々。

 それにしても全国、いや世界各地から品物が集まっています。




種類もいろいろ。水ダコに…
 北海道のししゃも。
 こちらも塩氷水輸送です。

お刺身のツマ(大根のケン)も。 
 こちらは…
 鮭の切り身。
たら。
仲買業者さんが購入後に小分けにして、シールを貼付。小売店におろします。

 かに。
 のどぐろ。
 ホッケ。
  まだ泡がブクブクしているカニ!
鯛。

シャッターシャンスが多すぎて、カメラやスマホをおさめる暇がありません。

  このいけすは
 あなご。

場内の様子をパノラマでどうぞ。

こちらは「神経締め」を施したもの。
「神経締め」については後ほど。

養殖ものは尾ひれが細く、途中ですり減っているものが多いそうです。

競りを行う方の胸元にはボイスレコーダーがあり、全てのせりは録音されています。そのデータは市役所に提出され、翌日の新聞に載る市場の価格動向に反映されるとのこと。

先に写真が出ていた『神経締め』です。は人間でいうところの頸動脈を切断した後、ある処理をほどこし短時間で「しめて」、鮮度を保つ方法だそうです。

冷凍室が隣接するエリアに移動です。こちらは室温が10度前後。上着がないと寒い温度です。
 並べられたのは大トロ、中トロ、赤身。

こちらが大トロ。
 写真撮るでしょう、ここは!
 ジン大学コーディネーターの鹿渡(かと)さん(右)、おつかれさまでした!

こちらはにぎり寿司用にスライス済の商品。
 これらはマイナス60度の状態で保存されています。
 三浦さんが持っているのはマグロを解体するときに使う包丁。刃渡りが数十センチでしょうか。

まだ巷では自販機にホットをほとんど見かけませんが、場内では…
風もどんどん入ってくるので、まだ10月の今日でも薄手のダウンがあってもいいくらいでした。

あ、空が白んできました。この時点で5:50ごろです。

青果市場編に続きます!