30分ほど室温になじませておいた肉に塩こしょうをしていきます。
お塩は普通の塩でよいそうです。
こしょうもまんべんなく。
大きな面ではなく、肉汁を閉じ込めるため、ポイント1:側面から焼いていきます。
火が強すぎる時はガスの炎ではなく、フライパン自体を上下に動かすことで調整すると、肉をフライパンの上に置きっぱなしにならないので便利です。
「なるほど〜」
スポンジでフライパンをこするように、肉を絶えず動かします。こちらは先生の見本です。
「では参加者の皆さんにもお一人ずつやってもらいましょう!」
「これくらい!?」
先生がそばにいるので心強いです。
「次の方〜」
「はーい!」
吉村さんが用意してくださった肉が大きすぎて、トングでつかむのに一苦労です(笑)「そうそう、いい感じです!」
「どんどんどうぞ〜」
「側面から、側面から…」
皆さんが焼いている間に、一次焼きした肉を休ませる用にアルミホイルを準備します。
「お、重い…!」
「側面、側面…」(新しい呪文ではありません)
つかみづらいときは、フライパンのフチにこのようにつけて焼いてもOKです。
「よっこらしょ!」
家に帰っても忘れないように写真を撮っておきましょう。
すごいやりにくい手首の角度で焼いています(苦笑)
ポイント2:一次焼きの済んだ肉を焼いた時間だけ休ませます。
「こんな感じに包んであげてください」
「はーい」
撮ったり、包んだり、忙しいです!
「美味しくなるんだよ〜」と念を送っている図。
「ここでもうええじゃろうと短い時間で開けてしまうと、中までしっかり火が入りません。グッと我慢です!」 「ハイッ!!」
時間です。寝かせた肉に、そろそろ起きてもらいましょう。
焼き方は同じ、フライパンに押し付けて動かして。こすりつけるように。
途中でチョンチョンとさわってみた時に、プッとふくらましたほっぺたくらいの弾力で、はじかれるくらいがいいでしょう。
残りのお肉も仕上げていきます。
「もうそろそろいいですね」
「撮らなきゃ、撮らなきゃ」「あっ、私も!」
「(早くして〜手がプルプルする〜!)」
最後まで肉汁をよくからめて…
サーブする前に同じく、ポイント3:二次焼きと同じ時間だけ寝かせます。
フタはしてもしなくてもいいそうです。
付け合わせは梶谷農園さんのハーブ。
では、寝かす時間も過ぎました。切ってみましょう…
きれいなピンク色です。
ほらっ。
できあがりました!
右が熟成肉です。
「食べる前に撮らなきゃ…」
皆さんおつかれさまでした!「カンパ〜イ!」
本日サンプルご提供いただいたのは日本緑茶センター株式会社さんが総輸入元のクレイジーソルトです。
使いきりが難しかったこれまでのサイズに、ミニサイズが登場。
これなら屋外でのBBQなどにも役立ちそうですね。
今日ご参加くださった方々の感想です。
今日のWSで初めて知ったことは何ですか?
・肉をスポンジで洗うように焼くことで、均一に火を入れることができること。
・塊の肉を家でも焼ける方法。
・置きっぱなしでなく、動かしながら肉は焼くということ。
・焼いた時間、寝かすこと。
今日のWSでもう少し知りたかったことはありますか?
・ソースの作り方 (この回答がダントツでした。吉村さん、ソースですって!笑)
・骨付き肉の調理
WSを受けてみたい他の食材はありますか?
・漬物
・パン
・ケーキ
・常備菜
・和食
・おせち (そろそろそういう季節ですね)
・切り方
・おつまみ(ワイン、日本酒… テーマごとに) (おっ、本格的ですね!)
・発酵食品
・ちょっと変わった発酵食品(魚の熟れ寿司、こうじ漬け、魚醤…)
今日いただいたアンケートの結果も、今後のイベント企画の際に参考にさせていただきます。ありがとうございます! ぜひご自宅で、今日吉村さんから教えてもらったポイントをフル活用して、美味しいお肉を焼いて楽しんでみてくださいね。ぜひその様子もまた教えてください、お待ちしています!